ブレーブスが9回裏6得点で大逆転 劇的サヨナラ勝利!

【マーリンズ9-10xブレーブス】@サントラスト・パーク

ナ・リーグ東部地区の首位を走るブレーブスが、チームの勢いを見せつけるかのような大逆転での劇的サヨナラ勝利を収め、リーグ最多に並ぶ今季28勝目をマークした。先発のフリオ・テーランがルイス・ブリンソンに6号グランドスラムを浴びるなど4回表に大量6失点を喫したブレーブスは、4対9と5点ビハインドで最終回の攻撃を迎え、一死一、三塁からロナルド・アクーニャJr.の犠牲フライで1点を返したものの、敗戦まであと一人。しかし、そこから3本のタイムリーで1点差に迫り、最後は二死満塁からダンズビー・スワンソンがレフト線への2点タイムリーを放って劇的な大逆転勝利を締めくくった。

逆転に繋がるタイムリー内野安打を放ったフレディ・フリーマンは「ほとんど言葉では表せないよ」と興奮気味。「おそらく、自分がプレイした試合、関わった試合、観戦した試合のなかでも最もエキサイティングな試合の一つだろうね」と劇的なサヨナラ勝利を振り返った。9回裏の先頭打者として空振り三振に倒れ、打順が一巡して逆転サヨナラの大チャンスで打席に入ったスワンソンは「とにかく状況を楽しむことを考えた」と当時の心境を語り、見事にプレッシャーに打ち勝ってみせた。ベテラン外野手のニック・マーケイキスは「チーム全体として楽しみながらプレイすることができている。今日は誰か一人の力ではなく、チーム全員で勝ち取った勝利だよ」と快進撃を続けるチームの雰囲気の良さを口にしていた。

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