オドリッジが今季初の2ケタ奪三振 ツインズ接戦制す

【ブリュワーズ1-3ツインズ】@ターゲット・フィールド

ツインズは直近2先発で合計11イニングを投げて1失点と好調のジェイク・オドリッジが先発。10イニング連続無失点を継続していたオドリッジは、6回表二死からヘスス・アギラーに7号同点ソロを浴びて連続イニング無失点がストップし、さらに二死一、三塁とピンチを背負ったところで降板となったものの、108球を投げて今季最多の10奪三振をマークする力投を見せた。ツインズ打線は力投するオドリッジを援護できなかったが、8回裏に一死満塁からローガン・モリソンの2点タイムリーで勝ち越しに成功。3対1で接戦を制し、本拠地での被スイープをなんとか回避した。

オドリッジはアギラーに一発を浴びた場面を「(低めのスライダーを2球続けたあと)目線を変えるために高めに速球を投げたんだけど、上手く打たれてしまったね」と振り返った。今季は9イニングあたりの援護点が3.33となかなか打線の援護に恵まれない登板が続いているものの、粘り強く投げ続け、防御率3.17をマーク。直近5先発に限れば防御率1.93という安定感である。一方、オドリッジを攻略できなかったブリュワーズのクレイグ・カウンセル監督は「素晴らしいピッチングだったね」とオドリッジの好投を絶賛。「高めに威力のある速球を投げ込まれて、我々の打線はそれを捉えることができなかった」と素直に負けを認めていた。

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