20日にセリエA最終節が行われ、4位ラツィオがホームに5位インテルを迎え入れた。
引き分け以上で来季のチャンピオンズリーグ出場が決まり、負ければインテルに逆転され、ヨーロッパリーグへ回ることとなるラツィオ。前半を2-1の1点リードで折り返したが、後半にまさかの2失点し、2-3の逆転負けを喫した。この結果、5位に転落し、CL出場権を取り逃がしている。
試合後、伊『MEDIASET PREMIUM』のインタビューに応じたラツィオのシモーネ・インザーギ監督は「我々は素晴らしい旅をした。今夜の試合も手の中にあった。しかし、セットプレイから3つのゴール許してしまったよ。おそらく、ラツィオはチャンピオンズリーグに出場できないない運命だったんだと思う」と悔しさをにじませた。
ただ、今季のチームの出来に手応えを感じているのか、「後悔はあるが、この結果は変えることができない。でも、選手たちはイタリア・スーパー杯(今季最初の公式戦)から特別なシーズンを送ったはずだ」とも述べており、「長い間、失望感に苛まれるかもしれないけど、それを癒すための夏がある」と語っている。
さらに「ラツィオの今季のプレイを見て、ファンのみなさんは楽しい時間を過ごすことができたんじゃないかな。スクデットを獲得した時代以降、このような賑やかなスタジアムを見たことがなかったからね。さらなる喜びを求めて、我々は再びチャンピオンズリーグに挑戦しなければならない」とコメント。来季以降のさらなる飛躍を誓った。
あと一歩のところで、CL出場権が手からこぼれ落ちてしまったラツィオ。はたして、来季こそCL行きのチケットを獲得することができるのか。
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