第8週の週間MVPにJ.D.マルティネスとベルトが選出!

日本時間5月22日、2018年レギュラーシーズン第8週(現地時間5月14日~5月20日が対象)の週間MVPが発表され、アメリカン・リーグはJ.D.マルティネス(レッドソックス)、ナショナル・リーグはブランドン・ベルト(ジャイアンツ)が選出された。

マルティネスは打率.346(26打数9安打)、5本塁打、8打点、OPS1.414の好成績をマーク。今月はすでに10本塁打を放っており、15本塁打は同僚のムーキー・ベッツと並んでメジャー最多タイの数字である。また、チーム最初の50試合で「15本塁打コンビ」が誕生したのは球団史上初めてのことだった。マルティネスは昨年、タイガースで2度、ダイヤモンドバックスで2度、合計4度も週間MVPを受賞しており、キャリア通算では今回が7度目。一度打ち始めると止まらないタイプの選手であるだけに、今後もさらなる活躍が期待できそうだ。

一方のベルトは今季2度目の4試合連続本塁打をマークするなど、打率.444(27打数12安打)、5本塁打、11打点、OPS1.574の好成績で、2013年8月以来自身2度目の週間MVPに選出された。チームの主砲候補として大きな期待を背負いながら、2015年と昨年の18本塁打が自己最多となかなか才能を本格開花させることができていなかったベルトだが、今季はすでに11本塁打。長打を増やしている一方でハイレベルな選球眼も健在であり、マイナー通算打率.350、OPS1.071を誇るスラッガー候補生がメジャー8年目にしてようやく本格開花のシーズンを迎えているようだ。

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