ピベッタ7回無失点 フィリーズが首位攻防3連戦に先勝

【ブレーブス0-3フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク

ナ・リーグ東部地区の首位・ブレーブスと2位・フィリーズによる首位攻防3連戦。その初戦はマイク・フォルティネビッチとニック・ピベッタの投げ合いとなり、ピベッタが7回無失点と好投したフィリーズが先勝した。フィリーズは4回裏にニック・ウィリアムスの3号ソロで先制し、7回裏にはピベッタの代打として登場したアーロン・アルテールがブレーブス2番手のシェーン・カールから5号ツーラン。3点のリードをセランソニー・ドミンゲスとヘクター・ネリスのリレーで守り抜き、フィリーズはブレーブスとのゲーム差を0.5に縮めた。

ブレーブス先発のフォルティネビッチはウィリアムスに先制弾を許したとはいえ、6回1失点の好投。しかし、バックの好守に盛り立てられたピベッタが7回無失点の快投でフォルティネビッチとの投げ合いを制した。ピベッタにとっては100球を超えてからの女房役のホルヘ・アルファーロの好守2連発が大きかったに違いない。7回表一死からヨハン・カマルゴに四球を与えたものの、二盗を試みたカマルゴを矢のような送球でアウトにし、続くダンズビー・スワンソンの打球が本塁前へのボテボテのゴロになると、素早く処理して一塁へ送球。アルファーロの好守により、ピベッタは107球で7イニングを投げ切ることができた。フィリーズは今季ホームで17勝6敗の好成績をマーク。得意のホームでの首位攻防3連戦で、首位が入れ替わる可能性もありそうだ。

© MLB Advanced Media, LP.