太田、小雀君が優勝 小学生将棋、倉敷王将戦県予選

 第17回全国小学生「倉敷王将戦」県予選会が20日、横浜市中区の「青少年交流・活動支援スペース」で開かれた。低学年の部で太田篤実君(横浜市立富士見台小3年)が、高学年の部で小雀悟君(同市立本牧小6年)が優勝し、それぞれ準優勝の高橋寿和君(同市立柏尾小3年)、谷内颯志朗君(森村学園初等部5年)とともに、8月4日に岡山県倉敷市で開かれる全国大会に出場する。

 日本将棋連盟県支部連合会(長嶋義輝会長)主催。県内在住の小学生73人(低学年の部31人、高学年の部42人)が出場した。最初に2勝通過、2敗失格の予選を行い、勝ち上がった選手が決勝トーナメントを戦った。

 太田君は2年連続2回目。高橋君と谷内君は初の代表。2年連続3回目の代表となる小雀君は、今年の小学生名人戦でも県代表になっている。本大会も圧倒的な強さで勝ち進んだ。全国大会に向けて「今年こそ優勝したい」と抱負を語った。

 上位入賞者は次の通り。(敬称略)

 ▽低学年の部(3)大和田悠貴、東内倫▽高学年の部(3)河地慶馬、富家弘昌

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