演歌歌手・三山ひろしの歌声の秘密と、コンサートでのけん玉披露の実力は

「ビタミンボイス」の持ち主で、あだ名は「けん玉さん」といわれる演歌歌手の三山ひろし。知らない人からすると、一体どんな人物かといぶかしく思うが、三山ひろしは、今最も勢いと人気のあるイケメン演歌歌手の一人だ。

■「聴く人を元気に!」が大きなテーマのビタミンボイス

暖かみと伸びやかさをもった声に、高い歌唱力を備えた三山の歌は、2009年デビュー時から注目を集め、デビューシングル『人恋酒場』は、演歌では異例の10万枚ヒットを飛ばしている。
近年は演歌の実力だけでなく、演出面でも普通の演歌歌手と少し違い、注目を集めている三山。その最たる例が、キャッチコピーの「ビタミンボイス」だ。

ビタミンボイスとは、暖かみのある声で、聴く人を元気にするという意味があるそうだが、実はそれだけではない。三山はあるインタビューで、ビタミンボイスについては科学的根拠があると話す。
デビューシングル『人恋酒場』を声紋の専門家に見てもらったところ、高音域には清涼感を与える波形が現れ、低音部分には安心感を与える波形が現れた。
つまりビタミンボイスは、ただの聴き心地のよい声ではなく、専門家のお墨付きも得ているのだ。

■けん玉と三山ひろし

2015年の紅白歌合戦初出場から成長を続ける三山だが、2017年の紅白歌合戦では、歌唱の合間に123人での連続けん玉披露をおこなうなど、かなり斬新なアプローチを試みている。

実は三山ひろしを調べていくと、演歌の情報と同じくらいけん玉についての情報が出てくる。もともと三山はけん玉をコンサートの余興として取り入れたのだが、その後日本けん玉協会会員になり、有段者となる。現在は日本けん玉協会から「けん玉大使」にも任命されており、まさにけん玉のプロでもあるのだ。

腕前を見てみるとかなりのものである三山。演歌の実力だけでなく、色んな面から人を楽しませることに徹する姿は、今後も活躍が楽しみな一人だ。

<文/ジェイタメ編集部>

【参考】
本人Twitterより

YouTube
日本クラウン 演歌・歌謡曲 公式チャンネルより

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