海老名市はこのほど、相模獣医師会(弓倉宏久会長)と、災害時などに連携して動物の救護活動に当たる協定を結んだ。同市が災害対応の分野で動物に関する協定を結ぶのは初めてという。
市内で飼われているイヌやネコなどのペットを主な対象に想定している。協定は、負傷動物の応急治療▽所有者不明の動物の一時保管▽被災動物に関する相談-が3本柱。
県内自治体と関係機関の間で同様の協定を結ぶ動きがある中、同市と同獣医師会も続いた。同獣医師会は海老名や大和、座間、綾瀬の4市をカバーするが、災害協定は初めてという。
11日に海老名市役所で開かれた締結式では、弓倉会長が「災害時には全力で頑張らせていただきたい」とあいさつ。内野優市長は「災害時にペットをどうするのか、この協定を基にいろいろな協議をしながら取り組んでいきたい」と述べた。
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