テイラー&プイーグの二者連発でドジャース逆転勝利

【ロッキーズ3-5ドジャース】@ドジャー・スタジアム

ロッキーズとドジャースによる同地区対決3連戦の第2戦は、チャド・ベティス(ロッキーズ)とブロック・スチュワート(ドジャース)の両先発でスタート。ロッキーズは2対2の同点で迎えた6回表にイアン・デズモンドのタイムリーで勝ち越しに成功し、6回裏から強力リリーフ陣を投入して逃げ切りを図ったが、これが裏目に出た。ドジャースは6回裏にロッキーズ2番手のブライアン・ショウを攻め、一死一塁からクリス・テイラーの6号ツーランで逆転。さらに続くヤシエル・プイーグも5号ソロを放ち、二者連続の一発で鮮やかに試合をひっくり返した。ドジャースは直近6試合で5勝目。一方のロッキーズは痛恨の逆転負けを喫したものの、2位ダイヤモンドバックスも敗れたため、0.5ゲーム差で単独首位の座をキープしている。

一時は借金10を抱え、地区最下位まで転落したドジャースだが、ここにきて調子を上げ、地区首位のロッキーズとのゲーム差を4.5まで縮めている。転機となったのは敵地でのナショナルズ3連戦。6回裏に逆転弾を放ったテイラーは「ワシントンD.C.でナショナルズをスイープしたことが僕たちにとって大きな自信になっている。今の僕たちはとても良いチームだと思うよ」とチームが一時の不振を脱し、自信を持って試合に臨むことができていることを明らかにした。まだ借金6を抱えているとはいえ、レギュラーシーズンは100試合以上残っている。自信を取り戻したドジャースがこのまま上昇気流に乗り、地区6連覇を成し遂げる可能性は十分にありそうだ。

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