今季、世界で最も「給与をもらいすぎ」な選手TOP6

『Sportskeeda』は18日、「世界で最も過剰な給与をもらっている6名の選手」という記事を掲載した。

現在経済的に大きな成長を遂げている欧州サッカー界。選手の報酬もうなぎのぼりとなっている。

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その状況の中で、最も「過払い」となる契約をクラブから勝ち取っている6名の選手とは?

ウスマヌ・デンベレ

週給:22万ポンド(およそ3290万円)

年俸換算:およそ17億円

デンベレは昨年夏のマーケットで世界屈指の移籍金が支払われた選手だ。しかしハムストリングスの怪我でシーズンの半分を逃した。

彼は圧倒的なスピードとドリブルを持っているが、支払われたお金ほどの稼働が見込めない状況になっている。

才能は確かであるが、イニエスタが週給16万5000ポンド(およそ2470万円)だったことを考えると…やけに高い。

来季彼はそれだけの活躍を見せる可能性がある存在だが、現状では世界で最も過払いされている選手の一人だ。

ヤヤ・トゥレ

週給:22万ポンド(およそ3290万円)

年俸換算:およそ17億円

ヤヤ・トゥレは長年マンチェスター・シティで最も重要な選手になってきたが、そのピークは過ぎた。

もうパトリック・ヴィエラのようにダイナミックに前に走っていくところはないし、かつてのスペシャルなボックス・トゥ・ボックスとは言い難い。

しかし、その一方で給与はかなり高止まりしている。グアルディオラとの衝突がありながらも、ハリー・ケイン2人分を受け取っていた。

アレクシス・サンチェス

週給:35万ポンド(およそ5230万円)

年俸換算:およそ27億円

アーセナルからマンチェスター・ユナイテッドに移籍して以来、彼はかつてのような輝きが消えてしまっている。

わずかに閃光を放つこともあるが、マンチェスター・ユナイテッドのリズムを崩してしまっているという批判も。

本質的にはアーセナルで称賛されていたこと、シティが獲得に乗り出していたことから、ユナイテッドは多くの金を費やさなければならなかった。

その結果クラブでも最も高額な給与を提示する事になったわけだが、この額を正当化するのはなかなか難しい。なにせ数人分の働きをしたダビド・デ・ヘアが週給20万ポンドなのだから…。

ギャレス・ベイル

週給:35万ポンド(およそ5230万円)

年俸換算:およそ27億円

ベイルのクオリティを否定する者は誰もいない。しかし、レアル・マドリーに加入したときに期待されたような状況にはなっていない。

彼が頻繁に負傷したことによって、ファンもクラブも残念がった。この数年は常に退団の噂もある。

怪我から逃れることができたら、彼はもっと貢献できるだろうが、毎シーズンどれだけ欠場しているかということを考えれば、これだけの給与を支払う意味はない。インセンティブに切り替えるべきだ。

グラツィアーノ・ペッレ

週給:29万ポンド(およそ4340万円)

年俸換算:およそ22億5000万円

ペッレのキャリアは鋭い山頂を持つアルプスのようだった。サウサンプトンと代表で活躍し、2016年夏に中国の山東魯能へ引き抜かれた。

今季の11試合では3ゴール4アシスト。中国では48試合で15ゴール11アシスト。

結果は出ているが、これだけの金額を受け取るだけの活躍をしているかというと、それは厳しいといえる。

山東魯能はより決定的なプレーができる選手を求めており、ペッレは放出されるという噂もある。

オスカル

週給:40万ポンド(およそ5980万円)

年俸換算:およそ31億円

これは本当に論理的な説明ができないものだ。代表で中核を担うこともできそうな若いブラジル人が、中国に行くという選択をしたことも論理的な説明ができない。

しかし、唯一ある証拠がこのお金だ。

彼は上海上港で週40万ポンドを受け取っている。サッカー界の経済をかき回すような驚異的な金額だった。

もちろん彼の才能は確かであるが、クリスティアーノ・ロナウドやアントワーヌ・グリーズマン以上か?

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