4回裏一挙7得点 ブリュワーズ球団記録の50試合31勝

【ダイヤモンドバックス2-9ブリュワーズ】@ミラー・パーク

オフにロレンゾ・ケインやクリスチャン・イェリッチを獲得し、ポストシーズン進出の有力候補に挙げられるようになったブリュワーズ。今季はその期待を裏切らない戦いを続けている。日本時間5月24日のダイヤモンドバックス戦、ブリュワーズは初回にヘスス・アギラーのタイムリーで先制しながらも直後の2回裏に2本のソロ本塁打を浴びて1点ビハインド。しかし、4回裏に打線が爆発し、トラビス・ショウの12号スリーランなどで大量7点を奪って一気に試合を決めた。これでブリュワーズは開幕50試合で31勝19敗。開幕50試合消化時点では球団史上最高の成績となっている。

あっという間の逆転劇だった。1点ビハインドの4回裏、ブリュワーズはダイヤモンドバックス先発のザック・ゴッドリーから一死満塁のチャンスを作り、アギラーの2点タイムリーで逆転に成功。続くショウが12号スリーランを放ってリードを4点に広げ、さらに一死一、二塁のチャンスを作ってタイラー・サラディーノのセンターへのタイムリーに中堅手のクリス・オーウィングスのエラーが絡んで一気に二者が生還した。打線の大量援護に恵まれたブレント・スーターは6回途中2失点の力投で今季4勝目。一方、敗れたダイヤモンドバックスは直近14試合で13度目の敗戦となった。

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