日本時間27日(日)早朝に行われるUEFAチャンピオンズリーグの決勝戦。
今シーズンのファイナルに進んだのは、合わせて欧州制覇を17度も経験しているレアル・マドリーとリヴァプールという名門だ。
そこで今回は、この両チームに在籍したことのある選手をピックアップ!
1. シャビ・アロンソ
生年月日:1981/11/25 (36歳)
国籍:スペイン
ポジション:MF
リヴァプールでの在籍:2004 - 2009年
レアル・マドリーでの在籍:2009 - 2014年
所属したチーム全てで愛された類稀なる選手。
リヴァプールとレアル・マドリーではCL制覇を成し遂げており、両チームにとってレジェンドと呼べる存在だ。
特にリヴァプールでの人気は絶大!
英国『Telegraph』による「リヴァプール史上最高の選手トップ50」では18位にランクイン。自らもリヴァプールを愛しており、監督になるのが夢と語っている。
選出者:編集部I
2. スティーヴ・マクマナマン
生年月日:1972/02/11 (46歳)
国籍:イングランド
ポジション:MF
リヴァプールでの在籍:1990 - 1999年
レアル・マドリーでの在籍:1999 2003年
リヴァプールの下部組織で育ったイングランドの名ドリブラーは、デビューから長くアンフィールドでプレーしていたが、1999年にレアル・マドリーへと引き抜かれていった。
「ギャラクティコス」と呼ばれたスター軍団の中では徐々にスーパーサブとしての役割が増加していったが、少ない出場時間でも存在感を見せた。
選出者:編集部K
3. マイケル・オーウェン
生年月日:1979/12/14 (38歳)
国籍:イングランド
ポジション:FW
リヴァプールでの在籍:1996 - 2004年
レアル・マドリーでの在籍:2004 -2005年
1998年ワールドカップで世界を驚かせ、2001年にバロンドールを受賞したオーウェン。
リヴァプール生え抜きの彼はクラブの誇りであり、シンボル的な存在であったが、時はユナイテッド&アーセナルの2強時代。“レッズ”は引き立て役に甘んじており、そんな折に舞い込んだレアル・マドリーからの魅力的なオファーに後ろ髪をひかれつつ移籍を決断した。
しかし、当時のマドリーには“怪物”ロナウド、ラウールがおり、さらにちょうど過渡期を迎えた難しい時期だった。シーズン中2度の解任劇によって3人の監督の下でプレーすることとなり、1シーズンで退団している。
オーウェンのスペインでの評価は決して高くない。ただ、難しい状況と限られた出場時間の中で記録した13得点(公式戦は16得点)は決して悪いものではなく、得点率では上述のロナウド、ラウールを凌駕していた。
選出者:編集部H
4. ニコラ・アネルカ
生年月日:1979/03/14 (39歳)
国籍:フランス / マルティニーク
ポジション:FW
リヴァプールでの在籍:2001 - 2002年
レアル・マドリーでの在籍:1999 - 2000年
さすらいの天才FWニコラ・アネルカ。彼もレアル・マドリーとリヴァプールの両クラブでプレーした選手の一人だ。
このうち、マドリーで過ごした1999-00シーズンには、自身初のチャンピオンズリーグ制覇を達成。
シーズンを通してみれば期待外れに終わったが、同大会の準決勝バイエルン戦では貴重な2ゴールを記録している。
選出者:編集部O
5. フェルナンド・モリエンテス
生年月日:1976/04/05 (42歳)
国籍:スペイン
ポジション:FW
リヴァプールでの在籍:2005 - 2006年
レアル・マドリーでの在籍:1997 - 2003年, 2004年
ロナウドの加入により、レアル・マドリーを離れたフェルナンド・モリエンテス。ローン移籍先のモナコで大暴れした印象が強いが、完全移籍という形でやって来たのはリヴァプールだった。
ラファエル・ベニテス監督に誘われる形で2005年に加入すると、この年のプレミアリーグで13試合に出場。カップタイドのためCLに出場することはできなかったが、一応チームの一員として優勝を経験している。
翌シーズンは28試合に出場するなど出場機会を与えられたが、5ゴールという結果はその実績から考えると物足りないものではあった。
なお、他にはGKイェジー・ドゥデクやDFアルバロ・アルベロアもマドリーとリヴァプールの両チームでプレーしている。
選出者:編集部S