来季からルシアン・ファブレが指揮を執ることを発表したドルトムント。昨季はピーター・ボス体制でスタートしたものの結果が出ず、シーズン途中からペーター・シュテーガーが指揮を執るなどチームは混乱状態にあった。ここからファブレがどうチームを立て直してくるのか気になるところ。
日本代表MF香川真司がどう使われていくのかも気になるポイントだが、香川はファブレのサッカーに合う人材かもしれない。そう期待をかけているのは米『ESPN』だ。同メディアはファブレが後方から細かく繋いでいくビルドアップを好んでおり、ドルトムント版ティキ・タカが完成するのではないかと予想している。
「ファブレのチームは細かく、早くパスを繋ぐことで知られる。このスタイルはマルコ・ロイス、マフムード・ダフード、マリオ・ゲッツェ、カガワ、ユリアン・ヴァイグル、クリスティアン・プリシッチらにフィットするはずだ」
同メディアはこのように伝えており、実際ドルトムントには足下の技術に自信を持つ選手が多い。国内のゲームではポゼッション率で相手を上回ることも十分に可能だ。問題はフィニッシュを誰が決めるかで、ピエール・エメリク・オバメヤンのようにチャンスを確実に沈めてくれる絶対的な存在が必要だ。そこさえクリアになれば来季のドルトムントは面白いチームになるかもしれない。
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