西~東日本は雨の季節近づく 沖縄は少雨続く 気象庁1か月予報

 

5月26日から6月25日の平均気温は全国的に平年並みか、平年より高くなる見通し。出典:気象庁ホームページ

気象庁は24日、向こう1か月予報を発表した。東・西日本と沖縄・奄美では、暖かい空気に覆われやすいため、向こう1か月の気温は高い見込み。特に、沖縄・奄美では、今月いっぱいかなり高い予想となっている。

雨の降り方 地域差あり

5月26日から6月25日の降水量は東日本から西日本で平年並みか多くなる見通し。出典:気象庁ホームページ

 東・西日本では低気圧や前線の影響を受けやすく、向こう1か月の降水量は平年並か多く、向こう1か月の日照時間は平年並か少ない見通し。

 一方、沖縄・奄美は、沖縄地方を中心に前線や湿った空気の影響を受けにくいと予想され、向こう1か月の降水量は平年並みか少なく、向こう1か月の日照時間は平年並みか多くなりそうだ。

 17日には大東島地方に「少雨に関する情報」が発表されたが、沖縄本島地方でもここ1か月の降水量は平年の20%~60%前後と少なくなっている。今後も少雨傾向が予想されるため、水の管理や農作物への影響に対して注意が必要だ。なお、沖縄本島の11ダムの合計貯水率は24日現在、48.4%となっている。

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