大佛次郎の日記で発表会 26日、神奈川近代文学館

 横浜生まれの作家・大佛(おさらぎ)次郎が戦時・戦後に書いた日記から実像に迫る公開発表会が26日、港の見える丘公園内にある神奈川近代文学館ホール(横浜市中区山手町)で開かれる。大佛次郎研究会の主催。

 「大佛次郎の日記世界」と銘打った発表会は、講演と研究発表が行われる。昨年に1946~48年の日記7冊を初公開した大佛次郎記念館の安川篤子研究員が、その内容をひもとく。さらに既刊の「終戦日記」の索引作りに取り組んだ読書会メンバーが成果を発表する。

 午後2時から4時半まで。定員は先着200人で、資料代500円。問い合わせは、共催の同記念館電話045(622)5002。

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