【新型コロナ】川崎市立学校、休校中の登校日取りやめ 教職員は在宅勤務も

川崎市役所

 新型コロナウイルスに伴う政府の緊急事態宣言を受け、川崎市教育委員会は、各市立学校が設けている休校期間中の登校日について、今後は取りやめることを決めた。5月6日の宣言終了までの措置。

 市教委はこれまで、休校期間中の学習支援や健康管理のため、週に1回程度の登校日を各校で設けるとしていた。今後は家庭訪問や学校に開設した電話相談窓口で対応するほか、希望する児童・生徒には個別に相談日を設けることで必要なサポートをする。

 これまで通常通りとしてきた教職員の勤務体制も見直しに着手。出勤者は管理職をはじめ必要最小限の人員に絞り、他の教職員は在宅勤務とする。市教委は「教職員が感染してしまっては、学校再開ができないため」と説明した。

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