クロップが明かすC・ロナウド封じのヒント 2013年、ドルトムントはどうレアルを粉砕したのか

2012-13シーズンにレアルを破ったドルトムント photo/Getty Images

26日にリヴァプールはチャンピオンズリーグ決勝でレアル・マドリードと対戦する。リヴァプールが最大限警戒すべきは相手のエースであるクリスティアーノ・ロナウドだが、指揮官ユルゲン・クロップはどうやってロナウドを抑え込む考えなのだろうか。

ヒントになりそうなのが、2012-13シーズンのチャンピオンズリーグ準決勝1stレグだ。当時ドルトムントを指揮していたクロップは、準決勝でレアルと対戦。この時もレアルのキーマンはロナウドだったのだが、クロップ率いるドルトムントはレアルを4-1で粉砕している。

英『Daily Mirror』によると、クロップはロナウドを封じるために引いて守るのではなく、ロナウドへパスを出す選手を潰すプランを選択。それが上手く機能したと当時を振り返っている。

「マリオ・ゲッツェをシャビ・アロンソのマークにつけた。我々はアロンソがボールを持って前を向いた時、すでにロナウドが走り出していることを分かっていたんだ。だからマリオをアロンソのマークにつけ、上手く機能して4-1で勝利した。ただ、レアルのような冷静なチーム相手にこういったことをするのは簡単ではないけどね」

その試合ではロナウドも1点獲っているのだが、結果としてクロップの攻撃的な姿勢は4-1の大勝に繋がった。恐らくは今回も積極的に相手の中盤を潰しにくるはずで、攻撃的な姿勢でレアル撃破を狙ってくるのだろう。

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