JX金属、環境展で廃棄物の無害化処理などPR

 JX金属は、きょう25日まで東京ビッグサイトで開かれている「2018NEW環境展」で、廃アスベストと低濃度PCB廃棄物の無害化処理事業をPRしている。

 24日には安田豊執行役員(環境リサイクル事業本部長兼金属事業本部審議役)が同社ブースを視察。「当社では廃棄物の無害化処理によるゼロ・エミッションに力を入れている。廃棄物を埋立処理せずにスラグや金属としてリサイクルできるため、環境負荷も低減できる」と話し、「東京オリンピックに向けた再開発などで古いビルの解体が進み、廃アスベストの発生量も増加している。現在はその8割程度が埋立処理されているが、本質的に無害化できる当社の技術をPRしたい」と話した。一方で「リサイクルや銅製錬、電材加工など当社のサプライチェーン全体も紹介できれば」と期待していた。

 また、ブースには同社独自のキャラクターでPR大使を務める「カッパーくん」も登場し、来場者の興味をひいていた。

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