カスティーヨ好投&スアレス満塁弾 レッズが逃げ切り

【パイレーツ4-5レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

1勝1敗で迎えたパイレーツ対レッズの同地区対決3連戦の最終戦は、レッズ先発のルイス・カスティーヨが6回4安打2失点と好投。打線は3回裏にエウヘニオ・スアレスが8号グランドスラム、5回裏にジェシー・ウィンカーが1号ソロを放ってパイレーツ先発のイバン・ノバから5点を奪い、試合後半にパイレーツの反撃に遭ったものの、なんとか1点差で逃げ切り、3連戦を2勝1敗で勝ち越した。なお、この試合の得点は全て本塁打によるもの(パイレーツは2ラン2本、レッズは満塁弾とソロ)。パイレーツはノバがスアレスに浴びた満塁弾が痛かった。

カスティーヨがようやく本来のピッチングを取り戻している。4月末の時点では防御率7.85に終わっていたカスティーヨだが、5月は5度の先発登板でいずれも自責点2以下に抑え、3勝1敗、防御率2.83の好成績をマーク。15先発で防御率3.12をマークした昨季の輝きが戻ってきた。「ピッチングをしっかり修正できているのだと思う。出来る限りの努力をしているからね」とカスティーヨ。腕の角度が下がっていることにダニー・ダーウィン投手コーチが気付き、それを修正したことが現在の好投に繋がっているようだ。ジム・リグルマン監督代行はカスティーヨの好投を称えつつも、「7イニングを投げられる投手になってほしいね」とさらなる活躍に期待を寄せていた。

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