バルサのDNAは持っていないけど……　カゼミロがシャビの言葉に反論「最後までマドリードと共に」

今や世界を代表する潰し屋の1人になったレアル・マドリードMFカゼミロは、以前シャビ・エルナンデスに言われていたことが引っかかっていたのかもしれない。

以前シャビはスペイン『El Pais』のインタビューにてカゼミロがバルセロナでプレイできる選手ではないと指摘していたのだ。バルセロナでプレイするためには特殊な能力が必要で、潰し屋のカゼミロにはそれが無いとの意見だ。

「僕たちはフットボールにおける空間や時間の概念を理解している。ブスケッツ、メッシ、イニエスタはその達人だ。彼らはフリーの時、相手に囲まれた時に何をすべきかを理解している。これはカゼミロのようなMFには理解できないものだ。ただ、同時にブスケッツはカゼミロほど広範囲はカバーできないけどね」

シャビはフォローも入れているが、カゼミロが今回このコメントに改めて反応している。カゼミロは自身にバルセロナでプレイするDNAがないことは認めているが、レアルの一員としてチャンピオンズリーグで4度目のファイナルに進出したことなどに誇りを感じているようだ。

「彼は何でも言いたいことを言えるが、僕はレアルで4度チャンピオンズリーグのファイナルを戦っている。僕はバルセロナと契約はできないだろう。僕にはシャビの言うようにバルセロナのDNAがない。最後まで僕はマドリードと共にあるよ」

確かにカゼミロの技術でバルセロナの中盤に入るのは難しいかもしれない。しかしカゼミロはレアルのチャンピオンズリーグ連覇などに大きく貢献しており、レアルでは欠かせない存在となっている。シャビの指摘がやや気になっていたようだが、カゼミロはレアルのDNAを持つMFとしてチャンピオンズリーグ3連覇に挑む。

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