紫の実 甘~く食べごろ ブルーベリー収穫進む 潜木

 佐世保市のフロンティアアグリカルチャーながさき(山下功三社長)が生産するブルーベリーが収穫期を迎えた。従業員は、濃い紫色に熟した果実を一個一個丁寧に手摘みしている。
 総合建設業、堀内組のグループ会社。11品種9000鉢を潜木町にあるビニールハウス約3ヘクタールで栽培。大阪などの市場や相浦町の直営直売所に出荷するほか、市のふるさと納税の返礼品に選ばれている。
 水を制限することで糖度が高いのが特長。収穫は9月中旬まで続き、今年の目標は収穫量21.8トン、生産高4000万円という。
 渋谷進取締役参与(63)は「実の生育期に天候に恵まれ、甘く仕上がった。これから晴れが続く予報でさらに糖度も上がりそう」と話した。

収穫期を迎えたブルーベリー=佐世保市潜木町

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