アイドルと共に児童ら防犯学ぶ 横浜で教室

 県警生活安全総務課と山手署は22日、横浜市中区のアソカ幼稚園と市立北方小学校で防犯教室を開催した。アイドルグループ「仮面女子」のメンバー5人が同署の一日署長や防犯応援大使に就任し、園児や児童に歌やダンスを通して不審者への注意を呼び掛けた。

 防犯教室には、園児や児童計約400人が参加。アソカ幼稚園では、不審者に会った際の対応策をクイズ形式で学び、家人に行き先を告げたり、怖くなったら大声を出したりするなどの行動を確認した。

 一日警察署長に就いた、仮面女子の窪田美沙さんは「不審者を見つけたら大きな声を上げてね」と呼び掛け、蒲山彰署長は、新潟市で女児が殺害された事件を踏まえ「身を守るすべを防犯教室を通して学んでほしい」と話した。

「おおだこポリス」のテーマ曲に合わせてダンスを踊る園児ら=横浜市中区

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