軽快に「POPヨコハマ」 横浜港振興協会が新愛称

 横浜港振興協会は24日、横浜市中区で通常総会を開き、同協会の愛称が「POPヨコハマ」に決まったと発表した。

 愛称を考案し、最優秀賞に選ばれたのは同市磯子区の相田宏さん(47)。同協会の英語名の頭文字から「POP」を抜き出したもので、人気があり、軽快な横浜らしさを表現した。

 1953年に設立した同協会は近年、市民や周辺地域と港を結びつけるパイプ役に注力。市民や観光客に横浜港を親しんでもらおうと公募したもので、全国から585点が寄せられた。

 同協会が指定管理者共同事業体の代表団体となっている横浜港大さん橋国際客船ターミナル(同区)では今年3月から「客船見送りキャンペーン」を行っている。藤木幸夫会長は「見送りのときは大さん橋は山のような人だかりで、世界中の大きな話題になりつつある。協会を通じて各産業、各地域、市民の皆さんがミナトを中心とした絆をつくっていこう」とあいさつした。

愛称が発表された横浜港振興協会の通常総会=横浜市中区のロイヤルホールヨコハマ

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