「開港から未来へ」をテーマに、横浜の中心部からにぎわいを発信するイベント「横浜セントラルタウンフェスティバルY159」が25日、開幕した。神奈川芸術劇場(横浜市中区)で開幕式典が行われ、横浜出身の歌手クリスタル・ケイさんらが熱のこもったパフォーマンスで盛り上げた。イベントは27日まで。
馬車道、関内、山下公園通り、横浜中華街、元町・山手の5地区の商店街組織などで構成する実行委員会と市の共催。式典には黒岩祐治知事らが出席し、多くの市民も集まった。浜田賢治実行委員長は「港の風に吹かれながら、横浜を愛する人が集うイベントに参加し、セントラルタウンの素晴らしさをもっと感じてほしい」とあいさつした。
イベントのシンボルアーティストで、26日に山下公園のステージに立つクリスタル・ケイさんがテレビドラマの主題歌などを歌うと、観客は手拍子をしながら聞き入った。レゲエグループ「ファイヤーボール」の演奏、横浜中華学校校友会による獅子舞の演舞も行われた。
会期中は、屋外でのミュージカルイベントやジャズライブ、地元の飲食店による名物料理の販売、5地区を巡ってスタンプを集めるウオークラリーなどが行われる。問い合わせは、実行委員会事務局電話045(227)0822。