ラグビーW杯で新クラブ発足 スポーツ啓発や地域振興

 ラグビーを愛する企業人らが集う「神奈川ノーサイドプレミアクラブ」が25日、正式に発足した。横浜で決勝が行われる2019年ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会を機に、スポーツ・文化の啓発や地域振興などに取り組む。

 県内企業など133社が会員となった。横浜市中区の横浜港大さん橋国際客船ターミナルCIQプラザで同日、設立総会が開かれ、会長に並木裕之神奈川新聞社社長、副会長には川本守彦横浜商工会議所副会頭(川本工業社長)が就任した。

 同クラブは、横浜で開かれるラグビーに関する国際イベントを積極的に支援し、神奈川・横浜の魅力を発信。W杯や2020年東京五輪・パラリンピックなどの機会を生かし、さまざまな企画を通じて地域経済の活性化につなげる。

 並木会長は「皆さんの力でW杯を大いに盛り上げたい。このクラブを通じてラグビーを支援する取り組みが交流の場となり、新たなビジネスの創出につながることも期待したい」と呼び掛けた。

 同クラブは会員を募集している。問い合わせは、神奈川新聞社クロスメディア営業局企画事業部電話045(227)0795。

神奈川ノーサイドプレミアクラブの活動への協力を呼び掛ける並木会長 =横浜市中区

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