トーレスが歴史に残る4試合連続弾 ヤンキース接戦勝利

【エンゼルス1-2ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

本拠地でエンゼルスを迎えての3連戦の初戦に臨んだヤンキース。現在2連敗中のチームを救ったのは有望選手の1人である21歳のグレイバー・トーレス。4試合連続となる本塁打を放ち、チームを勝利に導いただけではなく球界の歴史に名を刻んだ。

ヤンキース、ルイス・セベリーノ、エンゼルス、アンドリュー・ヒーニーの両先発で始まった今試合はお互いに好投し5回終了時点で1対1の同点となっていた。その後、両軍ともに追加点をとれずにいたが、試合を行方を決めたのは「9番・二塁」としてスタメン出場していたトーレスだった。7回に打席を迎えたトーレスはこの時点で四球で出塁するもヒットが出ていなかった。エンゼルス2番手、ジム・ジョンソンと対戦するとカウント3-1からのツーシームを右中間スタンドへと運び、チームは2対1と勝ち越し。これが決勝点となった。

試合は8回にアロルディス・チャップマンと大谷翔平の対決が実現。チャップマンが164キロの直球で大谷をショートゴロに抑えた。その後はこのままリードを守り切り、ヤンキースが接戦を制した。トーレスが放った一発はア・リーグ史上最年少となる4試合連続弾となった。

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