共同開発のパン 五島海陽高と山崎製パン 市長「おいしい」

 県立五島海陽高の生徒らが24日、県産ジャガイモを使い山崎製パンと共同開発したパンをPRしようと、五島市役所に野口市太郎市長を訪ねた。試食した野口市長は「非常においしい。パッケージのデザインもいい」と太鼓判を押した。
 3月に卒業した同校生徒がアイデアを出し、同社の協力で「ランチパックカレー」と「ツナポテトフランスパン」が完成。今月、九州のスーパーなどで発売し、22日までに計約10万個が売れた。
 在校生は、スーパーでの販売実習やPR活動で協力している。3年の安永楓さん(17)は「実習は緊張したけれど、『頑張って』と応援してくれる人がいた。多くの人に食べてほしい」と話した。

パンを試食する野口市長=五島市役所

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