チュ・シンスアジア出身者最多弾 レンジャーズ延長制す

【ロイヤルズ3-4xレンジャーズ】@グローブライフ・パーク・イン・アーリントン

この週末はメモリアルデーとして全球団の首脳陣や選手達が特別ユニフォームを着用し試合に臨んでいる。ロイヤルズと対戦したレンジャーズは延長戦にもつれ込むも試合を決めたのは韓国出身のチュ・シンス。5年ぶりのサヨナラ弾はアジア出身選手歴代最多となる一発となり記憶に残るものとなった。

レンジャースはバートロ・コローン、ロイヤルズはイアン・ケネディの両先発で始まった今試合。45歳となったコローンが7回3失点の好投、ケネディも5回2失点と好成績を残した。レンジャーズはスコア2対3で迎えた6回に2死三塁の場面からロナルド・グスマンにツーベースが飛び出し3対3の同点となった。その後は両軍とも得点できず、試合は延長戦に突入。そして迎えた延長10回のレンジャーズの攻撃ではこの日「2番・DH」としてスタメン出場していたチュが先頭打者として打席に立った。

ロイヤルズは9回から登板していたケビン・マッカーシーを続投させた。チュはカウント3-1から5球目のツーシームを左中間スタンドへと運び、今季8号は劇的なサヨナラ弾となった。この一発は松井秀喜氏の通算175本を越えてアジア出身選手の中で史上最多となりこの日はまさしく「メモリアルデー」となったことだろう。

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