ナポリはマウリツィオ・サッリに代わる指揮官としてカルロ・アンチェロッティを招聘したが、これは大きな意味を持つ。近年ナポリは王者ユヴェントスを追いかけてきたが、指揮を執ってきたワルテル・マッツァーリやラファエル・ベニテス、サッリはセリエAを制した経験がない。一方でアンチェロッティはミラン時代に数多くの成功を収めるなどセリエAのサッカーを知り尽くす存在だ。
伊『Il Mattino』によると、現役時代にミランなどで活躍したデメトリオ・アルベルティーニ氏もアンチェロッティの手腕に太鼓判を押しており、「アンチェロッティの招聘はメッシやクリスティアーノ・ロナウドをもたらすようなもの」と大きな期待をかけている。
同氏は現在のナポリの実力がユヴェントスに劣っていないと感じており、チームにバランスをもたらすアンチェロッティ招聘でセリエAの戦力図が変わるのではないかと考えている。今季もユヴェントスにはあと1歩及ばなかったが、アンチェロッティにはその1歩を埋めるだけの手腕があるはずだ。
「重要なのは、アンチェロッティが勝つためにナポリへやってきたということだ。ただ上手くやるだけではなくてね」とアルベルティーニ氏は付け加えているが、アンチェロッティはナポリに悲願のスクデットをもたらすのか。
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