新酒300種、飲んべえ堪能 伊勢原・大山阿夫利神社

 全国各地の日本酒を試飲できる「酒まつり」が27日、酒造の神を祭る大山阿夫利(あふり)神社(伊勢原市大山)で開かれた。約300種の新酒が振る舞われ、つまみを持参する参加者もいた。

 同神社の祭る「大山(おおやま)祇大神(つみのおおかみ)」は別名「酒解神(さけとけのかみ)」といわれ、酒造の神として知られている。まつりは醸造の安全や日本酒の普及を目的に、奉賛会が毎年開いている。

 試飲会のほか、吟醸や純米、本醸造などを当てる利き酒会も行われた。飲み仲間と参加した秦野市の会社員三原浩昭さん(55)は「酒がなくなるまでいようと思う」と意気込んでいた。

全国約300種の日本酒が振る舞われた「酒まつり」=伊勢原市の大山阿夫利神社

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