きょうは全国的に雲の多い空模様となり、九州を中心に雨が降る見込み。九州南部では雷を伴って激しく降るところもありそうだ。また、東北や関東甲信も、午後はにわか雨や雷雨のところがある予想。

東北、関東内陸は雷雨に注意

　きょう（28日）は、高気圧が日本の東へ移動して、湿った空気が流れ込みやすくなる。全国的に雲の多い天気となっていて、午前5時現在、西日本や東海、北陸、東北などにも雨雲のかかっているところがある。
　前線や低気圧が近づく九州は広く雨となり、九州南部や奄美では雷を伴って激しく降るところもある見込み。四国も雨雲がかかりやすくなりそうだ。
　日中は北日本や東日本では晴れ間もあるが、上空に寒気が流れ込むため不安定な天気となる予想。東北や関東甲信の内陸では、山沿いを中心に午後は急な雨や雷雨に注意が必要だ。

　気温は西日本で日曜日（27日）より低くなるものの、東北にかけて25℃前後となる見込み。湿った空気の影響で、ジメジメ、ムシムシと感じられるところが多くなりそうだ。

今週はぐずつく

　今週は日本付近に前線が停滞するため、くもりや雨の日が多い見込み。30日（水）はくもりマークのところが多いものの、広く雨となる見通し。1日（金）にかけて気温は平年並みとなるが、湿度が高くムシムシと感じられる日が多くなりそうだ。
　ただ、週末になると高気圧に覆われるため、広く晴れる見込み。気温も上がり、西日本や東日本では30℃以上の真夏日になるところもある予想。体調管理と合わせて、食品の管理などにも注意を心がけたい。（気象予報士・及川藍）