ブレーブスが難敵・セール攻略 地区首位に再浮上

【ブレーブス7-1レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

前日にナ・リーグ東部地区の首位から陥落したブレーブスが好投手クリス・セールを攻略し、1日で地区首位の座に返り咲いた。ホワイトソックス時代のセールの女房役を務めていたタイラー・フラワーズが2回表にグリーン・モンスターを越える2号先制スリーランを放ち、5回表にはチャーリー・カルバーソンのタイムリーとフレディ・フリーマンの2点タイムリー二塁打で3点を追加。セールは5回途中6失点と本来のピッチングができず、91球を投げたところで降板となった。一方、ブレーブス先発のマイク・フォルティネビッチは7回3安打1失点の好投。今季の防御率を2.55とし、4勝目をマークした。

先制弾を放ったフラワーズは「(セールの)いくつかの失投を逃さず、得点に繋げることができた」とセール攻略を喜んだ。6試合にわたる遠征では打線がなかなか機能せず、2カード連続の負け越し。「今回の遠征ではなかなか得点を奪うことができなかった。今日は試合序盤から得点に繋げることができて良かったよ」とフラワーズは安堵の表情を見せた。一方、今季2敗目を喫したセールは「彼(=フラワーズ)は打者として過小評価されているといつも思っていた。素晴らしい選手だよ。僕は彼のことをリスペクトしているんだ」と元女房役フラワーズの活躍を素直に称賛。ただし、「真ん中に投げてしまったら、打者とのバトルに勝てるわけがないよね」と自身の失投を反省することも忘れなかった。

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