九州北部と四国で早い梅雨入り

気象庁は28日午前、山口県を含む九州北部地方と四国の梅雨入りを発表しました。いずれも平年と比べ8日早く、5月の梅雨入りは2013年以来5年ぶりのことです。

なぜ、梅雨入りが早いのでしょう。
それはインド洋北部からインドネシア半島付近に答えがあります。このあたりで雲が大規模に発生していて、上昇した暖かい空気が日本付近にやってきて高気圧を強めています。日本から遠く離れた場所の天気が影響するとき、影響は長引くと考えます。

ということは、この夏はどんな天気になるのか。
2013年をみると、梅雨明けが早く、8月には高知県四万十市で国内最高気温41℃を記録しました。暑さを想像するだけで、頭がクラクラします。

気象予報士・片山 由紀子

画像について:28日の天気予報。

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