「競争力は相当向上」 関電が大飯再稼働で値下げ

関西電力は28日、電気料金を一般家庭向けの平均で4・03%値下げすると経済産業省に届け出た。大飯原発3、4号機(福井県)の再稼働で浮いた火力燃料費を主な原資で7月1日から実施する。岩根茂樹社長は大阪市内で会見し、2年連続となる電気料金の抜本値下げについて「関電の競争力は相当向上した」と述べ、電力自由化後に続いている新電力への顧客流出に歯止めをかけることに自信を示した。

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