開幕第9週の最優秀ブルペンにレイズが選出!

日本時間5月28日、MLB公式サイトではレギュラーシーズン第9週(対象期間は現地時間5月21日~5月27日)の最優秀ブルペンにレイズを選出した。今季のレイズは「ブルペン・デー」を多用しており、リリーバーを先発に起用して短いイニングを任せたあと、2番手以降のリリーバーが複数イニングを投げるケースが目立っている。第9週もその戦術を多用し、レイズ救援陣は合計36回2/3を投げて防御率1.47をマークした。

最優秀ブルペンを算出する際のポイントの計算方法は至ってシンプル。以下のルールに従って加減していくだけである(合計100ポイントで優秀だと考えられている)。

・1アウト=+1.5ポイント
・1奪三振=+1.5ポイント
・1セーブ=+5ポイント
・1被安打=-2ポイント
・1自責点=-4ポイント
・1非自責点=-2ポイント
・1与四球=-1ポイント
・1セーブ失敗=-5ポイント

第9週のレイズは133.5ポイントを記録。2位のブリュワーズ(109.5ポイント)を大きく上回り、文句なしの最優秀ブルペン選出となった。セルジオ・ロモやライン・スタネックが1週間で複数回先発するなか、オースティン・プルーイットは2度のリリーフ登板で11イニングを投げて防御率0.82の好成績をマーク。今季3先発のライアン・ヤーブローは日本時間5月26日のオリオールズ戦で初回にロモをリリーフし、7イニングを1失点に抑える好投を見せた。また、同27日のオリオールズ戦ではアンソニー・バンダが6回1/3を1失点に抑える力投。第9週はレイズの戦術が見事にハマった1週間になった(ただしチームは6試合で3勝3敗)。

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