トヨタから初の理事選任、JAPIC総会

 日本プロジェクト産業協議会(JAPIC、会長・宗岡正二新日鉄住金会長)は28日に定時総会を開き、初めてトヨタ自動車から理事を選任した。同社の加藤光久相談役(豊田中央研究所会長)を新任で迎え、理事の総数は1人増え51人となった。

 役員改選では副会長4人のうち小島順彦・三菱商事相談役が小林健・同社会長へ交代した。

 加藤理事は「モビリティカンパニーとしてインフラそのものに関わることが重要。まちづくり、地域の発展に貢献していきたい」と挨拶した。

 主な鉄鋼関連の新任理事は、岡本敦JFEエンジニアリング専務執行役員、磯松茂JFEスチールプロジェクト営業部長、里嘉郎新日鉄住金執行役員建材事業部長、佐伯康光日鉄住金物産顧問。幹事では竹部幸夫三井物産専務執行役員が就いた。

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