Xiaomi、Telloに対抗?雷军CEOがWeiboでMiTuの可能性を語る!

Xiaomi(小米)といえば、中国の有名携帯会社であるが近年はそのカバーする商品群が多くなっている。2016年にすでにドローンをリリスしているが、今回はトイドローンMiTuを数週間前に発表した。Xiaomi MiTuドローンはすでに中国で販売が開始され、購入者の反応も上々だ。中にはDJI Telloの対抗馬に匹敵するのでは?との声もある。XiaomiのCEOである 雷军(レイ・ジュン)氏は中国版ツイッターWeiboで商品を宣伝し、さらなる支持を獲得しようとしている。

TelloとMiTuの比較 レイ・ジュン氏は3日に渡り同氏のWeiboページで製品を宣伝した。CEOが行った数回にわたる宣伝にはMiTuドローンの特徴が凝縮されており、ドローンのデモ写真に加え、操縦の簡単さ、持ち運びやすさやHDカメラなどその機能が紹介されていた。このように、CEO自らMiTuをファンに強く勧めている。

Xiaomi MiTuドローンはコンパクトサイズで特殊なワンピースフレーム構造をプラスチックの本体に採用している。プラスチックは密度が低いく強度も高いため、落下の際の耐久性に優れている。プロペラの羽はガラス繊維でできている。このクアッドコプターは4つのホイールベースがついていて、それぞれの長さは11cmとなっている。ドローンの総重量は88gで飛行には理想的な重さである。ボディーは低密度高強度の改質ポリプロピレンを使用し、落下への抵抗力を高めている。

雷军CEOがWeiboでMituを紹介

トイドローンとして設計されてはいるが、このドローンは720pビデオと1600×1200p解像度の空中写真が撮影可能なカメラをフロントに搭載している。MiTuは1.2GHz SoCクアッドコアと4GBストレージ搭載である。機体には超音波センサー、気圧センサー、オプティカルフローセンサー等いくつかのセンサーがついている。またこのドローンは高精度なホバリングが可能で、室内でもスムーズで安定した飛行ができる。

その他にも、ヘッドレスモード、重力探知、手の平からのテイクオフ、4方向回転、大きなバンド幅、低遅延、5.8Ghz混信防止機能高周波Wi-Fiなどまだまだ多くの高度な機能がある。驚くことに、MiTuドローンは25mの高さまで到達でき、遠隔操作は50m離れた距離まで使うことができる。ドローンを稼働させているのは920mAhの内蔵バッテリーで、10分間飛行可能だ。これらすべての機能が詰まってたったの399元(63ドル※日本円で約6,948円)。

現段階ではオンラインショップのGearBest、GeekbuyingとBanggoodがMiTuドローンを79ドルという価格で販売中(日本国内は技適未取得のため違法)。XiaomiはMiTuトイドローンを世界市場向けに発売するようになるだろうか?編集部でも近々MiTuのレビューも行いたいと思っている。

※1元=17.41円で換算

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