日本代表史上、最強の「3バック」はどんな組み合わせ?編集部が考える

日本代表の西野監督が着手しているという3バック。

ヴァイッド・ハリルホジッチ政権では採用されなかった戦術オプションであり、30日(水)に行われるガーナ戦でテストするのかにも注目が集まる。

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日本代表が3バックに挑戦するのはこれが初めてではない。

そこで今回は、編集部のそれぞれに日本代表史上最強だと思う3バックの顔ぶれを選んでもらった。

※並びは左から順

編集部K

吉田 麻也 田中マルクス闘莉王 松田 直樹

3バックといえばトルシエジャパン。その中で最も印象的なのは、宮本や森岡よりも松田直樹だ。

あの圧倒的な身体能力と闘争心は他にない。そして全盛期の闘莉王がいれば、誰よりも「戦える」バックになるはず。

さらに歴史上でも最高クラスといえる実績の吉田麻也。ムードメーカーでもある彼がいれば、なんとかまとまるのではないか…。

編集部I

中澤 佑二 田中マルクス闘莉王 松田 直樹

3バックor4バックの適性ということ以上に、ここでは相手にとって脅威に感じるDFを並べた。

闘莉王と中澤のコンビはすでに代表でもその実力を証明済み。

34歳で急逝した松田はスケール感を含めて日本人離れしたものがあり、今でも強く印象に残っている。

編集部H

槙野 智章 吉田 麻也 松田 直樹

4バックだと「能力はあるが身長が…」ということで泣く泣く外されるような選手も思い切って配置できるのが3バック。日本人の体格を考えると、潜在能力の高い選手を安定して使い続けられるシステムといえる。

そこで両ストッパーには広島時代に圧倒的な攻撃能力を示した槙野、人に対しては誰よりも強かった松田を配置。

統率能力を期待する中央には、宮本、井原も考えたが、一枚は単純な高さも欲しいということで吉田を選択した。

編集部O

中田 浩二 田中マルクス闘莉王 吉田 麻也

3バックのベースを何にするか悩んだが、闘莉王の豪快なオーバーラップを見たいとの思いからまずは彼をセンターに配置。右には現代表の中心選手である吉田麻也を据えた。

左はスピード型の選手と迷ったものの、左足でのビルドアップを重視し、中田浩二を選出。

もし代表歴があれば、Jリーグ屈指のプレースキッカー福森晃斗(札幌)を左に入れて「セットプレー攻守最強」の布陣も組んでみたかった。

編集部S

吉田 麻也 井原 正巳 松田 直樹

各世代のDFリーダーをそれぞれ選んだ。

3バックの適正があるかは未知数だが、足元の技術が高い吉田は外せない。一方で松田の経験と対人能力の高さはストッパーにはうってつけだ。

中央の人選は森岡隆三と迷ったが、攻撃力を兼ね備える知性派タイプの井原にした。DFでありながら、3人全員が攻撃のセンスを持つ組み合わせとした。

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