サッカーJ1横浜F・マリノスの選手が横浜市港北区内の小学校を訪問する「サッカースペシャルキャラバン」が28、29の両日に行われた。子どもたちは国内トップレベルの技術に触れ、サッカーの魅力を感じていた。
28日は、元日本代表で同市瀬谷区出身の栗原勇蔵選手(34)と、伊藤翔選手(29)、飯倉大樹選手(31)が市立港北小学校(同市港北区)を訪れ、3年生約160人と触れ合った。
栗原選手らは、足の甲でボールを蹴るインステップキックを指導。練習する子どもたちに「足首を伸ばして蹴って」などとアドバイスした。伊藤選手が実戦さながらのシュートを見せると、子どもたちはボールの速さに驚いていた。
選手3人が三角形になってパスを回し、各クラスの代表の子どもたちがボールに何回触れられるかを競うゲームも。ボールに触れるたびに子どもたちから歓声が上がった。
栗原選手は「20~30回訪問し、子どもたちへの接し方も慣れてきた。自分たちも成長させてもらっている」と話していた。
スペシャルキャラバンは、F・マリノスが2010年から取り組むサッカー普及活動の一環。本拠地・日産スタジアムのある港北区内の小学校に選手を派遣している。