試合巧者と言うべきなのだろうか。リヴァプールを撃破してチャンピオンズリーグ3連覇を果たしたレアル・マドリードに、バルセロナやアルゼンチン代表で指揮を執ったセサル・ルイス・メノッティは納得していない。
このゲームではGKロリス・カリウスに2つのミスがあり、結果的にレアルが3-1で勝利した。スペイン『MARCA』によると、同氏は運が良かったと語り、全3ゴールが運によるものだったとの見解を示している。
「最悪のゲームだった。今季の決勝トーナメントにおいてレアル最悪のパフォーマンスだったよ。クロースでさえ良くなかった。ロナウドは関与していないし、ベンゼマも3度ほど。マルセロもシャープではなかった。彼らは3点奪ったが、王者にふさわしくない。オーバーヘッドも運から来たものだ」
このゲームではチャンピオンズリーグ決勝史上最高のゴールとも言われるFWガレス・ベイルのオーバーヘッドが炸裂したが、確かに運の要素が強いと指摘されればそれまでなのかもしれない。あのようなスーパーゴールはそう何度も決まるものではなく、ましてやチームとして狙っていた形ではないだろう。
準決勝のバイエルン戦も相手GKにミスがあり、攻め込まれながらも勝利を手にした。これが王者らしい巧みな勝ち方なのかもしれないが、今季は運の要素も強かったか。
●theWORLDオフィシャルニュースサイトが、サクサク読めるアプリになりました!
Android版はこちら
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.theworldmagazine.www&hl=ja