4番・リゾーの同点弾からの逆転劇 カブス3連勝

【カブス8-6パイレーツ】@PNCパーク

ナ・リーグ中部地区2位のカブスと同4位のパイレーツが対戦した一戦は、パイレーツが序盤に3点を先行したものの、中盤以降にカブスが反撃し、最終的にはカブスが8対6で逆転勝利。カブスは3連勝、パイレーツは4連敗となった。1点ビハインドで迎えた7回表、カブスはアンソニー・リゾーが右中間への8号同点ソロを放ち、さらにイアン・ハップとジェイソン・ヘイワードにタイムリーが出て逆転に成功。8回表にはカイル・シュワーバーの10号2ランでリードを4点に広げた。最終回にリリーフ陣が2点差に追い上げられたものの、最後はクローザーのブランドン・モローが締めくくって試合終了。カブスは最終戦を残してパイレーツ3連戦の勝ち越しを決めた。

カブスは随所に効果的な本塁打が飛び出し、見事な逆転勝利で連勝を3に伸ばした。3点ビハインドの5回表にベン・ゾブリストが1点差に詰め寄る3号2ランを放ち、1点ビハインドで迎えた7回表にはリゾーが8号同点ソロ。逆転に成功して2点リードで迎えた8回表にはシュワーバーが10号2ランを放ち、試合の行方を決定づけた。先発のジョン・レスターは2本塁打を浴びるなど6回4失点とピリッとしなかったが、6回表に自らタイムリーを放ち、打線の援護にも恵まれて5勝目をマーク。パイレーツはカブス(14安打)に匹敵する13安打を放ち、先発のニック・キングハムが6回途中3失点と力投したものの、3番手エドガー・サンタナの乱調(二死しか取れず3失点)が痛かった。

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