ナショナルズがハーパー弾などで接戦制し5連勝

【ナショナルズ3-2オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

前カードからの4連勝でナ・リーグ東部地区の首位まで0.5ゲーム差に迫ったナショナルズは、前日に引き続き敵地オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズでオリオールズと対戦。ナショナルズ先発のジェレミー・ヘリクソン(5回2失点)とオリオールズ先発のディラン・バンディ(6回3失点)がともに試合を作り、ロースコアの接戦となったが、4人のリリーバーが各1イニングを無失点に抑えてリードを守り抜いたナショナルズが接戦を制して連勝を5に伸ばした。ナショナルズは初回にブライス・ハーパーが17号先制ソロを放ち、1点リードの4回表にはマーク・レイノルズが6号ソロ。結果的にはレイノルズの一発が決勝点となった。

今季のナショナルズは本拠地ナショナルズ・パークで12勝14敗と負け越している一方、ロードでは今日の試合を含めて18勝8敗の好成績をマーク。ロードではこれで9連勝となり、1994年(エクスポズ時代)と2011年に並ぶ球団タイ記録となった。5月に入って調子を落とし、試合開始前の時点で打率.228という不振に苦しんでいたハーパーは、今季3度目となる1試合3安打を記録。リーグ最多の本塁打数を17に伸ばした。また、レイノルズはナショナルズ加入後の12試合で早くも6本塁打。打率.417、OPS1.406と素晴らしい活躍を見せており、上昇気流に乗りつつあるチームの戦いを牽引する存在となっている。

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