4本塁打で4得点のレイズが1点差で逃げ切って貯金1

【レイズ4-3アスレチックス】@オークランド・コロシアム

3連勝で勝率を5割に戻したレイズは、敵地オークランド・コロシアムでアスレチックスと対戦した。3失策と守備が乱れるなか、C.J.クロンの12号ソロ、ジョーイ・ウェンドルの2号ソロ、ウィルソン・ラモスの7号ソロ、ダニエル・ロバートソンの6号ソロで4点を奪い、先発のブレイク・スネルも6回途中まで97球を投げて被安打2、奪三振7、与四球2、失点1(自責点0)の好投を披露。最終回に5番手のセルジオ・ロモが2点を失って1点差に迫られたものの、なんとか1点差で逃げ切り、4連勝でレギュラーシーズン開幕日以来となる貯金1を手にした。

3回表に三者連続本塁打の口火を切ったクロンは「僕たちは戦い続けているんだよ」と誇らしげに語った。3勝12敗というスタートを切った今季の戦いについて「とても厳しいスタートになった。だから、僕たちにはやらなければならないことがたくさんあったんだ。昨日でようやく借金を返済して、今日は新たなステップを踏み出すことができたね」とクロン。ちなみに、クロン、ウェンドル、ラモスが記録した三者連続本塁打は球団では2年ぶり4度目の快挙となった。先発のスネルは6イニングを投げ切れなかったことに不満げな様子を見せたものの、リーグトップに並ぶ7勝目をマーク。首位のレッドソックスとは10ゲーム、2位のヤンキースとも8ゲームの差がついているが、貯金生活に突入したレイズがこの二強にどこまで食らいついていけるか注目したい。

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