諫早市小長井町大峰の山口譲さん(65)の自宅納屋にある蛍光灯の点灯ひもにぶら下がるように、ツバメが巣を作り、4羽のひなが育っている。「親鳥が餌やりをするたび、ゆらゆら揺れてゆりかごのよう」と、山口さんは目を細める。
ツバメの営巣は7年前から。年2回子育てをしているという。今春は例年より10日早い3月下旬にふ化した。
ひなは、すり鉢型の巣のふちを足場に羽ばたくしぐさを見せ、もうすぐ巣立ちを迎えそう。住民や子どもたちも立ち寄り、遠くから成長を見守っている。
ゆらり子育て一石二鳥? 点灯ひもに営巣 諫早・山口さん方
- Published
- 2018/05/31 16:00 (JST)
- Updated
- 2020/05/21 14:28 (JST)
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