メッツ・バルガスが好投で今季2勝目 ブレーブスは首位陥落

【メッツ4-1ブレーブス】@サントラスト・パーク

ノア・シンダーガードの故障離脱により急遽中3日で先発することになったジェイソン・バルガスが、持ち味を発揮したピッチングでチームを勝利に導いた。この日のバルガスは安定した制球力を武器に打たせて取るピッチングを展開し、5回65球を投げて奪った三振は2つだけながら、打たれたヒットも2本だけ。日本時間5月4日のブレーブス戦では3本塁打を浴びて5回途中6失点でノックアウトされたものの、今日の試合では5回無失点の好投で今季2勝目をマークした。メッツ打線は4回表にエイドリアン・ゴンザレスのタイムリー二塁打で先制し、7回表にはブランドン・ニモのタイムリーで2対0。1点差に迫られた直後の8回表にはゴンザレスのタイムリーで再び2点差とし、9回表にはニモのタイムリー二塁打でダメ押しした。

中3日の登板ながら安定したピッチングを見せたバルガスについて、ミッキー・キャラウェイ監督は「今日のバルガスは自分のピッチングができていたね。狙ったところに投げることができていた。重要な場面でしっかりボールをコントロールすることができていたよ」と絶賛。5回65球で降板させたことについては「(中3日という)タフなスケジュールで投げていたから」と説明した。一方、敗れたブレーブスは先発のフリオ・テーランが7回2失点と好投したものの、打線がバルガスをはじめとしたメッツ投手陣を攻略できず。本拠地でのメッツ4連戦を2勝2敗で終え、6連勝のナショナルズに地区首位の座を明け渡す結果となってしまった。

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