ローマは28日、ディナモ・ザグレブからクロアチア代表MFアンテ・チョリッチを獲得したと発表した。同選手が移籍の喜びなどを語っている。
現在21歳のチョリッチは、クロアチア代表の各年代でプレイし、2016年5月に19歳ながらA代表デビュー。出番は回って来なかったが、直後に行われたEURO2016の同代表メンバーにも選出された。まもなく開幕するロシアW杯の登録メンバーからは惜しくも落選してしまったが、“ネクスト・モドリッチ”と期待させるクロアチアの若手MFだ。ディナモ・ザグレブではチームの10番を背負っていた。
これまでいく度となく逸材を発掘し、同選手の獲得にも力を注いだスポーツディレクターのモンチ氏も「彼とのサインで、我々はヨーロッパサッカーにおいて、逸材のひとりを確保できたと思っている」と大きな期待を口にしている。
そんなチョリッチがローマ公式チャンネルのインタビューに応じた際、「素晴らしいよ。ヨーロッパのビッグクラブのひとつに加入できるなんて、本当に良い感じだ。ここへ来るために全てのことを行ったし、スタートが待ちきれないよ。ローマはクロアチアでも人気のクラブ。ローマのファンが、ヨーロッパの中で最高のファンであることはよく知っているよ」と述べていた。
さらに「モドリッチは(僕の)アイドルなんだ。トッティもそうなんだ。彼がここにいた。今は現役を退いてしまったけど、彼は史上最高のMFの一人だった。あとジェコも好きだ。いや、選手全員が好きかな。エル・シャーラウィとか、デ・ロッシとか……」と明かしており、新天地でのプレイに心踊らせている。
はたして、チョリッチは新天地のローマで今以上の才能を開花させることができるのか。活躍次第では、近い将来さらなるステップアップがあるかもしれない。
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