アイスランド代表はロシアワールドカップでダークホース候補筆頭に挙げられるチームではないだろうか。2年前のEURO2016ではイングランド代表まで撃破する快進撃を見せ、ベスト8まで駒を進めた。この大会はベスト4まで進んだウェールズ代表、グループを3位で突破しながら優勝したポルトガル代表とサプライズの多い大会だったが、小国アイスランドの大躍進は最大のサプライズだった。
何より彼らにはウェールズのガレス・ベイルやポルトガルのクリスティアーノ・ロナウドのようなスター選手がいない。組織力でEURO2016ベスト8を勝ち取ったのだ。その勢いは衰えず、ロシア行きの切符もしっかりと掴んでみせた。
独『DW』もそんなアイスランドを特集しているが、ギルフィ・シグルズソンやアルフレッド・フィンボガソンらがいる現在のチームはアイスランドにとっては黄金期なのだ。ロシアではアルゼンチン、クロアチア、ナイジェリアと同じグループDに入っている。ハンガリー、オーストリア、ポルトガルと対戦したEURO2016の時よりも厳しいグループだ。しかし、アイスランドならば波乱を起こせそうな気配もある。
同メディアはアイスランドが躍進する場合、テクニックではなくファイティングスピリットや情熱がカギになると伝えているが、アイスランド最大の武器は出場国No.1と言ってもいいハートの強さだ。ベスト8入りも狙えると前評判のナイジェリアを含め、グループDは最もサプライズが期待できる顔ぶれだ。アイスランド黄金世代のストーリがどこまで続くのか要注目だ。
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