空港「ミニ花菖蒲」出迎え 大村城南高生 技術生かし造園

 大村公園(長崎県大村市玖島1丁目)のハナショウブをPRするミニ花菖蒲(はなしょうぶ)園が1日、同市の長崎空港旅客ターミナルビル1階ロビーに登場した。15日まで。
 市が観光客にPRする目的で、造園技術を学ぶ県立大村城南高環境デザイン系列の生徒らに製作を依頼。同校3年の生徒15人がパネルや石などで玖島城のやぐらや堀跡を再現し、咲き誇るハナショウブをイメージしながら約50鉢を丁寧に並べた。
 同公園では江戸系、肥後系、伊勢系の171種、約30万本が既に満開。作業を終えた谷村優斗さん(17)は「大村公園のハナショウブと庭園は見応えがある。多くの人に見に来てほしい」と話した。

ミニ花菖蒲園を設置する生徒=長崎空港

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