本明川への夢 語り合う 諫早で交流会

 長崎県諫早市中心部を流れる本明川周辺で活動する団体による「第10回本明川交流会の集い」が2日、同市東小路町の諫早市民センターであった。本明川が持つ可能性や夢をテーマに、参加した17団体、約80人が語り合った。
 交流会(鈴木勇次会長)は2009年、各団体の情報交換を目的に発足。現在、河川敷などの清掃やコスモス植栽などに取り組む30団体で構成する。
 2年前から競技用ボートの練習拠点として利用している県ボート協会や、無農薬のコメを地元の小学生と栽培している湯江地区環境保全の会など4団体の代表が特色ある活動を報告した。
 この後、参加者は本明川への夢について発表。「いかだ競争」「(ハゼの一種の)ドンコ養殖」「千人規模のバーベキュー大会を開く」「四季折々の花を咲かせたい」と意見を出した。

本明川が持つ可能性や夢を語り合う参加者=諫早市民センター

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