日本代表から1人で4点奪った男も! W杯で暴れるナイジェリア代表の”若手4名”は要チェック

リオデジャネイロ五輪で日本を粉砕したエテボも候補 photo/Getty Images

今回のロシアワールドカップでダークホース候補の1つとして大きな注目を集めているのがアフリカのナイジェリア代表だ。何と言っても魅力は若さにあり、アフリカ予選を通してのチーム平均年齢は24.9歳だ。今大会では勢いある若手のブレイクが期待されるところで、英『Squawka』が注目すべき4人の若手をリストアップしている。

1.ケレチ・イヘアナチョ(FW/21歳)

レスター・シティで岡崎慎司ともポジションを争う関係にあるイヘアナチョは、今季満足なシーズンを過ごせたわけではない。しかし、代表においてイヘアナチョは貴重な得点源だ。代表では15戦8得点と快調にゴールを積み重ねており、ワールドカップでの本格的なブレイクに期待がかかる。

2.アレックス・イウォビ(MF/22歳)

主にウイングでプレイすることの多いアーセナル所属のイウォビは、同メディアからナイジェリア代表のキーマンと伝えられている。2日のイングランド代表との親善試合でも得点を記録しており、代表では17戦5得点とインパクトを残している。アーセナルとは異なる輝きを放ってくれることだろう。

3.ウィルフレッドド・エンディディ(MF/21歳)

エンゴロ・カンテの後継者としてレスター・シティでプレイするエンディディは、今回のワールドカップで重要な役割を果たすことになるだろう。同じグループにはアルゼンチン代表が入っており、同メディアはリオネル・メッシ封じを任されることになると予想している。エンディディは今季レスターで38試合に出場し、138のタックルを記録している。これは欧州五大リーグでは2番目の数字となる。最終ラインの前でボールを狩り取り続けるエンディディの貢献がナイジェリアの躍進に欠かせない。

4.オゲネカロ・エテボ(MF/22歳)

この名前に聞き覚えはないだろうか。現在ポルトガルのフェイレンセでプレイするエテボは、2016リオデジャネイロ五輪の日本代表戦で4得点を奪った選手だ。1人の選手に4点も奪われたのは日本にとって何とも残念な結果だが、そのエテボが今大会でブレイクする可能性がある。攻撃的MFからウイングまで幅広いポジションをこなすことが可能で、同メディアもスーパーイーグルス(ナイジェリア代表の愛称)の中で重要な役割を果たすことを期待している。

ナイジェリアといえばアフリカを代表する強豪国だが、実は最新のFIFAランクは47位とそれほど高くない。これはエジプト代表(46位)、モロッコ代表(42位)、セネガル代表(28位)、チュニジア代表(14位)と他のアフリカ勢と比較して1番低い。チュニジアが14位に食い込んでいることに違和感を覚える人もいるかもしれないが、若きナイジェリアは47位程度の実力ではない。今大会で旋風を巻き起こす可能性を秘めている。

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